白い石を入れた勝運守で勝利祈願!
スポーツ振興の神様・亀戸香取神社
JR総武線、東武鉄道亀戸線「亀戸駅」から歩いて10分ほどのところにある「亀戸香取神社」。
665年(天智天皇4年)創建の歴史ある古社で、“スポーツ振興の神様”としても広く知られています。
スポーツ好きの子供や親子からトップアスリートまで、勝利を願う多くの参拝者が訪れます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
スポーツをする子供におすすめの神社
「亀戸香取神社」の歴史は古く、665年(天智天皇4 年)、藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が東国下向の際に「亀の島」に船を寄せ、旅の安泰を祈ったのが始まりといわれています。
御祭神の経津主神(ふつぬしのかみ)は、圧倒的な強さを持つ勝利の神様であり、多くの武道家らから祖神と崇められていました。
現在では“スポーツ振興の神様”として親しまれており、習い事や部活でスポーツをやっている子供にもおすすめのスポットになっています。
境内の白い石を拾って自分だけのお守りに
亀戸香取神社に参拝したらぜひ授かりたいのが「勝運守」です。
境内に無数に敷き詰められた白い小石の中から「これだ!」と感じたものを一つ選んで拾い、手水舎で洗い清めます。
社務所で「勝運袋」をいただき、その中に自分の選んだ石を入れ、社殿でご祈願しましょう。
白い小石は、白星・勝星を表す縁起の良い石であるといわれています。自ら選んだ石ですから、自分だけのお守りとして力強いパワーを発揮してくれそうですね!
「亀戸大根」発祥の地!3月には収穫祭も
手水舎のそばには、大根の形をした「亀戸大根之碑」があります。
江戸時代の頃より、「亀戸香取神社」周辺では「亀戸大根」が盛んに栽培されていました。「福分け大根」「お多福(たふく)大根」とも呼ばれていて、多くの福をもたらすと言い伝えられています。
宅地化が進んだ現在では亀戸大根を栽培する農家は少なくなりましたが、発祥の地であることを記念して、毎年3月初旬に亀戸大根収穫祭「福分けまつり」が開催されます。
亀戸地区の小学校や中学校などで収穫された亀戸大根が奉納され、来場者には亀戸大根を使った味噌汁などが無料で配布されます。
注目の年中行事!武者行列がまちを練り歩く「勝矢祭」
毎年5月5日の子どもの日には「勝矢祭」(かちやさい)が行われます。
940年(天慶3年)、平将門が「天慶の乱」を起こした際に、追討使・俵藤太秀郷(たわらとうたひでさと)が香取神社に参拝し、戦勝を祈願しました。その後、乱を鎮めた感謝として「勝矢」と名付けた矢を奉納したことが「勝矢祭」の由来となっています。
見どころは、鎧兜(よろいかぶと)や陣羽織をまと った人々が亀戸のまちを練り歩く「武者行列」です。神社に到着すると、勝矢の奉納の儀式が厳かに執り行われます。
ほかにも行事が盛りだくさん!
神輿(みこし)がまちを練り歩く「例大祭」(毎年8月4日~10日の日曜)や除災招福を願って豆まきを行う「節分祭」(毎年2月3日)、「古武道奉納大会」(毎年4月29日)など、年間を通してさまざまな行事が行われています。
有名アスリートも数多く訪れる「亀戸香取神社」。試合の前や勝運が欲しいとき、子供と一緒に必勝祈願に行ってみてくださいね。
とりっぷノート★「勝石」をさわって勝負に勝つ!
「亀戸香取神社」ご鎮座1350年を記念して、2016年に設置された「勝石」(かちいし)。石に触ることで勝運と幸運のご利益があるそうです。何かに「勝ちたい」ときには願いを込めて触ってみてくださいね。(いこーよとりっぷライター:宇都宮薫)
記事を書いた人
宇都宮薫
多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍(ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等)の編集・構成を手掛ける。得意ジャンルは生活情報全般、出産育児、健康、おでかけ、グルメなど。趣味は地図を見ること、まち歩き、絵を描くこと♪
スポット基本情報
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スポット名 | 亀戸香取神社 |
ふりがな | かめいどかとりじんじゃ |
住所 | 東京都江東区亀戸3-57-22 |
電話番号 | 03-3684-2813 |
営業時間 | 終日参拝可能 |
料金 | 参拝無料 |
アクセス | 【車】首都高7号小松川線・錦糸町出入口から車で約5分 【電車】JR総武線 、東武鉄道亀戸線「亀戸駅」から徒歩で約10分 |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |